大槌町 2017夏②
滞在中、台風5号の接近による悪天候で
予定されていた活動が縮小・制限されてしまいましたが
町内の視察をすることができました。
淡水型イトヨの生息地・源水川
江岸寺
津波の後の火災の熱は数千度にもなり、
鐘も樹木もこのように焼けてしまったそうです。
墓地の上から見た景色、
盛り土の上に区画整理された町が出来つつあります。
ちなみに三年前が ↓ このように
盛り土工事の真っ最中でした。
↓ 江岸寺のお話をぜひ読んでみてください。
旧役場
黙祷を捧げました。
その後、県営住宅で行われた「お茶っこ」での私の演奏会には
そこにお住いのみなさんのたくさんのご参加があり、
ボランティアスタッフとともにお茶をいただきながらの
あっという間の2時間となりました。
始まる直前に参加型のプログラムをシュミレーションして
臨んだわけですが、ボイストレーニングや発声練習や早口言葉を
楽しんでいただき、私自身もとても嬉しい・楽しい時間となりました。
でもちょっと慣れると「全部山口弁になっちょったよ」と後に指摘を受け大反省。
でも通じてたような・・（笑）
最後に「必ずまた来ます。その時はぜひまた一緒に歌いましょう!!」
とお別れをしたのですが、今後は私のできることで、
この町のコミュニティー作りにお役に立てることが
必ずあるはず !! と妙に確信を持ちました。
実現するといいなぁ。
その夜は、現地のスタッフから
「よく頑張った!!テルミーは日本酒でしょっ」と
ご褒美をいただきました。
さすがっ !!
よくわかってらっしゃる。
浦霞とても美味しくいただきました。
もちろん、
浜千鳥の限定品もゲットして、その後美味しくいただきました。
岩手県陸中海岸の地酒 浜千鳥 仙人郷 本格米焼酎 纜(ともづな)
今回は本当に台風の接近で避難所が開設され
「荷物をまとめてすぐ避難できるような服装で休むように」と指示が出て
不安な一夜を過ごしたりしましたが、
いざという時の対処、心構えはこういったものだよと
身を以て体験することが出来てよかったです。
またボランティア参加者の
「避難所に行ってもボランティアできますね」の一言で
はるばる何をしに来たのか、本来の目的を再確認できました。
心にはいつもパッと明るい花を咲かせておけるように
晴れた気持ちで過ごさないといけませんね。
いつでも、あなたと分かち合えるように・・
東北大好きになりました !!
どうもありがとうございます♨️
大槌町 2017夏①
三年ぶり二度目の大槌町ツアー、片道約12時間の旅です。
新山口から東京へ
東京から新花巻へ
新花巻から釜石へ
釜石から車で30分くらいかな・・
堤防、盛り土の工事中です。
活動第一日目は「おおつちありがとうロックフェス」内の
子どもブースのお手伝いをしました。
交代で、場内をご堪能くださいねということで
新鮮なホタテをいただいたり
クルージングしたりしました。
この蓬莱島は 「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島だそうです。
ちなみに三年前に上陸した際は
鳥居もこのような状態でした。
まだまだ続きます。
さぁ、いまここから
ご利益がありますように!
さぁ、来週は本州の端っこ山口県から
東北の岩手・大槌町に向かいます。
JRを利用して片道およそ11時間ほど。
前回の訪問は三年前の2014年でした。
仮設住宅周辺の草刈りをしたり
浜辺で行われたイベントや学習センターでのお手伝いなどを
させていただきましたが
今回は、
ジャンっ!!
コンサートを企画していただきました。 (無料です）
もちろん、その他いろんなお手伝いや
作業があるとは思いますが
演奏時間を2時間も頂戴したので
大槌の皆さんとご一緒企画(歌うこと)の
準備をニヤニアしながら進めています。
チラシにも載せていただいております、
1st Album 「いまここから」は2015年のリリースですが
前回の大槌町訪問の直後に録音したものなので
今年の夏は、三年前のたくさんの思い出が蘇ってきます。
たった三年でも、自分の状況が大幅に変わっていたりして、
停滞していなかったから、今があると実感しています。
しかも、こうして大槌で歌わせていただけるなんて。
とても幸せなことです。
タイトル曲の♪いまここからは数学的に編曲されていて、
こんがらがってしまうので、自分で書いておきながら、
なかなかピアノを弾きながら歌うことをしてきませんでした。
ですが、今回はしっかりと準備をして
みなさんにお聴かせしたいと思います。
♪いまここから
自分でも励まされれるフシギな力のある曲です。
ぜひ、大槌にいらしてください。(お気持ちだけでも)
神石
梅雨明け宣言を受けて(そーでもない)糸島へショートトリップ。
福岡の西海岸を中心におしゃれなお店が立ち並ぶ
人気のスポットなので
癒し系の古民家カフェや海岸沿いのカフェなどなどにも立ち寄りましたが
今回は敢えてその他のおしゃれスポットは駆け抜け
糸島ならここ!!
とかねてより行ってみたかった場所に行きました。
それが
糸島市神在801番地に在る神在神社です。
本殿でお参りをして
ちょっと歩きます。
そして
神石とご対面。
デカい私が並んでも
大きい。
なぜこのような竹林の中にポツンと
こんなに大きなタマゴのような石が
在るのかはわかりませんが
とにかく圧倒されました。
これから行かれる方はとにかく藪ですので
服装や虫除けなどの対策をして行かれたほうが
よいかもしれません。
もう少しゆっくり眺めていたかったのですが
すごい数のヤブ蚊で・・
その後糸島の海岸線を一望できる展望台へ。
ここから、千寿院を通って筑前深江駅へ抜ける道(峠）を下りましたが
車の離合場所が少なくてちょっと大変でした。
ここもお気をつけて !!
そして町へ降りてくると
三叉路の巨木が目に止まりました。
「すごいねっ、これ」
享保16年(江戸の初期？)の経塚でした。
夕方になっても、日差しが痛い
こんな夏があっただろうか。
いやいや、
これが暑い夏の始まりです。
次の旅の準備をしなければ !!
などと、帰路にて思うのでした。
あちらが本州。
♪Fascinio
気がつけば７月も半ば、前線はどこいっちゃったのって思うぐらいの
暑さです。いつも通る幹線道路ぞいの沼では蓮が満開。
薄桃色の蕾の美しさにしばし車を停めて観入っておりました。
仏教的に重要な教えをもたらす蓮の花は、
観ているだけで（切り花にはなり得ない花だからこその）
生命力を与えてくれるような気がします。
さぁ、夏がやってくる !!
この季節になると、必ず聴きたくなるのが
Gladston Galliza さんの♪Fascinio
数年前の日本ツアーでお会いしてから聴いています。
歌の内容は正直よくわかってないのですが（笑）
長い呼気で流れるように歌われる旋律にはグルーブがあって
素敵だな〜と思うのです。
いかがでしょう。
それぞれの言語にもよりますが、長いフレーズを歌うためには
長い呼気が必要であって、それにはカラダを正確に使えるように
なることはもちろんなのですが、楽器としての強化(筋トレ)も必須です。
先週、レッスン生の高校生が一週間ほど腹直筋の筋トレをしてきてくれましたが
自分の声の鳴りが違うと驚いていました。
なんだか、立ち姿まで自信がみなぎってるように見えます。
かく言う私は、買い物のレジ待ちで肩甲骨をくっつけてやたら胸をはって
静止することがブームです。(腹斜筋強化)
ぜひお試しを。
Phenomenon
ECの♪Change the world は
映画Phenomenonのサウンドトラックとして発表されたのですね。
なぜこの満月のタイミングで観てしまったのかは謎で、
それは置いておくとして・・
ほぼエンディングでこの曲が流れてくるのですが
その瞬間、ウルっときてしまいました。
この映画のストーリーと歌詞が絶妙にシンクロしていて
僕が逝ってしまったら、君の太陽になっていつも照らしているからね
そんな風に言っているような気がします。
なんだかせつない。
この曲のオリジナルは Wynonna Judd
映画の数ヶ月前にリリースされていました。
こうやって観てみると、絶対に世界を変えてくれそうな力強さがあります !!
声はひとりにひとつで、発声の仕方やその強さによっても
相手への伝わり方が変わりますね。
あぁ、この人の声聞いてるだけで癒されるなぁ〜とか
元気づけられるなぁ〜とか。
何言われても腹立つわ〜みたいな声や自分の心境もあるかもしれません。
そういうところの日々の相性のようなものもあるかもしれないなぁと
思います。
私は、気息起声(息をたくさん含んだ声)と軟起声(よく響く柔らかい印象の声)が好きなので
自分も普段からそういった発声を心がけています。
テンション上がると叫んでますけど（笑）
夏越しの日
夏越しの日。
先輩、(年の離れたお友だち) のお母さまを見送りました。
享年101歳。私はまだ半分にも足りません。
「この世界の片隅に」のすずさんよりも
10歳ほど年上と言うことになります。
戦前から現在にかけて時代をおひとりで駆け抜けてこられたご苦労は、
計り知れないものだったにもかかわらず
愚痴ひとつこぼすことはなかったということです。
怪我をされる数年前までは
いつもまっすぐな眼差しと姿勢でお話ししてくださいました。
この頃私は、相対する人はみんな、
それがどんな小ちゃな赤ちゃんでも自分の先生だなぁと思うんです。
そこから絶対なにか教われるはずだと・・
人生という、長くて短い旅のなかで、
袖振りあった一瞬の出会いだったかもしれませんが、
多少の縁どころか
私に一番足りない真摯さを教わったような気がします。
お会いできてよかった！
