2017年6月の満月もJAZZとともにありました。
この上半期も、あっという間でしたが
年頭から自分の音楽と向き合うことができたり、
たくさんの新しい出会いがあったり、ちょっとした旅をしたりと
おかげさまで、大変充実したものとなりました。
その中でも、久高島の女神アマミキヨ関連の本を探しに行った図書館で
また新たな本と出会ってしまい(笑)
その本がきっかけで深大寺を訪れたことがワクワクの最たるものでした。
神女(シャーマン)誕生―徳之島に生まれた祝女(のろ)2万6000日の記録
徳之島生まれのある女性が、祝女として目覚め、自立するまでの実話なのですが
後半の方に、著者と仏様が語り合う場面がたくさん出てきます。
その中のひとり?一体?が深大寺の白鳳仏だったのです。
会話ができるなんて私にはファンタジーの世界ですが、
この柔和なお顔が見られただけでもよかったと思います。
眼施(げんせ)・和顔施 (わげんせ)ってこういうことなのでしょうね。
この頃はまだ重要文化財だったのですが、
なんと三月に国宝に指定されて
国立近代博物館で、二度目のご対面が叶う事となるのです。
残念ながら、直接の撮影は禁止。
しかしショーケースに挟まれながらも極間近で拝見することができました。
メモをとる修学旅行の学生さんと一緒にへばりついてました。(笑)
この深大寺の白鳳仏は同一工房作の可能性があるとして奈良新薬師寺の香薬師像と
法隆寺の夢違観音像と合わせて白鳳三仏と言われているそうです。
これを機に、奈良にも行ってみたいと思うのですが、香薬師像は行く方知れず。
盗難から70年の時を経て発見!国宝「香薬師像の右手」のミステリー(現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社
その右手だけが見つかるというミステリー!!
旅が終わりません。
この頃はますます自我時計と必然を告げる時計にはかなりの時差があることを
実感しています。来月またそんな旅のお話ができそうです。
「心眼を開きなさい。
あなたにはそれができるようになっております。
目を閉じてはいけません。」