♪MISTY
連日の積雪で氷点下です。いかがお過ごしでしょうか。
久々の音楽話。
私事ですが昨年、肺に影が見つかってからというもの、全くやる気がなくなってしまいまして、まぁ精密検査の結果は「異常なし」で事なきを得たのですが、歌う気がしなかったのですよ。ホントに。
しか〜し、人様の演奏に対して物申したいことがたくさん出てきました。人様に物申すからには、自分も真面目に歌っていかなくてはなりません。
先日のセッションもリスナーとして一般のお客様にたくさんご来場いただきましたので、私なりのジャズの演奏、ジャズライブ時の過ごし方を演出してみました。Good!と思った演奏には拍手だけではなく声もかける。話しかけて会話のインタープレイを繰り広げ場内を沸かす(沸かそうとする 笑)などです。
ホストの1stでは覚えたての曲を用意していたのですが、それではうまく空間演出ができないと踏んで、慣れ親しんで体に染み込んでいる曲に変更して演奏しました。「私にとってのジャズボーカルとはこういう事だ!」という具合に..
その中の一曲が♪Mistyです。
ちょうど、うん10年前私は東京の音楽学校に通いながらアルバイト生活をしていました。季節はヴァレンタイン、バイト先の系列の青山にあるフレンチレストランが有楽町にあったデパートのヴァレンタインフェアに出店するということで、専属のマネキンとして銀座に通っていたのです。毎日青山のレストランから美味しいお弁当を届けて頂いた、あのお味が忘れられません。まぁ、それは置いておいて。
その年は、今年のように東京にもよく雪が降った年でした。
学校で習っていた曲がMistyだったこともあり、いつもいつも
脳内音楽は♪Look at me〜 でした。最寄りの駅までの道も雪を踏みながら♪Look at me 〜
ですからね、私にとってはFebruary=Valentine=♪Mistyなのです。今となっては、年に一度この季節に演奏するだけなんですが、全く歌詞が飛ばないのは、その頃に完全に自分と一体化するぐらいにアナライズして何度もなんども練習していたからだと思います。
私の一般のクラスには、演歌を専門とされる方もいらっしゃいますが
毎回新譜を持って来られます。しかし、歌詞を読み込んで来られません、内容の理解もおろそか。それじゃぁ、楽曲がかわいそう。それでコンクール?無理無理。
この頃はジャズクラスに来られる方も、その方にとっての新譜を取っ替え引っ替えして持って来られますが、フレーズも歌詞の理解も不十分なままで放置。一年ぐらい、飽きるくらいに練習して歌詞も覚えられた、いわゆる十八番はありますか?と聞くと「ありません」とおっしゃいます。旋律や英単語などの意味や歌詞の内容を理解してようやく口の動きを音程とともに一つづつ拾って良い声、美しい歌声、演奏となるように
レッスンしていくのが理想ですね。とついついぶった斬ってしましました。
皆さんは資料として動画サイトをご覧になっています。
私もお手軽、簡単に聴くことができるというのはとても良いことだと思うのですが、残念ながら現場ならではの音圧を肌で感じることはできません。実際はどのくらいの声量で、どのくらいのダイナミクスでということまではわかりませんよね、きっと。
マイクに自分の声を集めるというのは基礎発声力やマイクを使ってモニターする聴覚のバランスを必要とします。
ぜひ、質の良い生の演奏を聴いていただきたい。
そうすると必ず気づきがあるはず。
私もそういう演奏を心がけていきたいと思います。
心の師 Sarah Vaughen
見て!
あなたの前では私は子猫ちゃんっ
もうどうしていいか
わからないのよ
Fire Ritual With The Dragon
思うことあり、しかも絶妙なタイミングで初不動大護摩祈願に参加することができました。
「雨降る寒空の中、よくいらっしゃった。雨が降るからといって、来られない方もいるというのに。みなさんは雨が降ろうと槍が降ろうと必ずこの山へ登って来られる、本気の方々です。」
そして炎が上がった時に適当にシャッターを切りました。後から見てみると
Cleansing fire ritual with the dragon
こんな感じに。
きっかけはだれかの何気ないひとことでしたが、「この人にとって私は、その程度のレベルだったんだ」と胸の内で果てしなく傷ついてしまい、その事実を浄化しなければ、私は前には進めないと踏んだんですねぇ。そうすると絶妙なタイミングでそれが可能になるというか、すでに用意されていたという、なんとも得難い幸運です。
許すか許さないかは別として(笑)、あの場に招かれた事実が今後の私の生きる力になることでしょう。ドラゴンもついてますしね。これを機に無理して他者に同調するということもなくなるでしょう。
講話の中で「毎日本気で真言を唱えてたら、あらフシギ、100万円が振り込まれた!」というエピソードが⁉︎
本気が大事!
統べるはじまりの旅
京都当尾の石仏めぐり、岩船寺、浄瑠璃寺ともに本堂内は撮影禁止でお見せできないのが残念!オススメは岩船寺からの下りコース
いつもより濃厚な楽しいカウントダウンセッションでハッスルした後は一日おいて、初旅に。昨年の夏、周囲の大学生がこぞって青春18切符を使って関西方面に旅をしていたのがずっと印象に残っていて、よし私も !! と。夜明け前、満ちた月明かりに照らされながら、始発列車を待つ駅まで歩き何度か乗り継いで途中下車。
龍力で「神力(米)」注入!超なめらかな喉ごし🍶しかしなんでエスカレーター逆やねん#sake #龍力
姫路は、二年間通ったとてもリラックスできる第三の故郷。
五日間、気ままによく歩きよく呑んだ楽しい時間でしたが、この満月の旅は、2017年は一年をかけて自分をリノベーションしてきた、その集大成の旅でした。
「統べる」
石井ゆかりさんによると今年の牡羊座のテーマは統べることのようですが、もうすでにダイレクトにその感覚がわかります。
それは自分を統合させること。
例えば、心臓の手術前に這うような苦しみの中で歩いた神戸元町を歩いて当時の自分に語りかけて、過去の自分と今の自分を統合。
「大丈夫だよ、今は苦しくても、絶対によくなるから」
また、東大寺別院までの日々の散歩の中での様々な気づきで向かった当尾や東大寺、春日大社までの長い参道、その日一日で20kmくらい歩いた日もありましたが、全く疲れない体になっていました。秋の屋久島で自分の体力を知り、鍛え、山登りできるようになるほどになったから。日本酒もそう、一から勉強するために発祥の地と言われる奈良での滞在だったりします。まだまだたくさんあって、この時点で新たに舞い込んできたものは、とても刺激的な公演の予定だとか、必要とされる新しい業務だとか、長年新しくしたかった理想的な春財布だとか。書ききれませんが、自分自身が一つになったら、(変な言い方だけど)身の回りの役者が揃ってきたような気がします。
そして旅前にある賢者に「テルミーはいつも俯瞰して、呼ばれるところに舞い降りていくんだよ」と言われていて、今回その舞い降り方「ああ私は、こうやって、こういうキャラで、あの場所に舞い降りるのね」としっかり捉えることができたのも大きい収穫です。
とても曖昧な言い方だけど。明らかに今年は、変わります。
そうそう、こういう感じかもしれませんね。↓
”That era was a time of breaking free from the traditions of the past”
ここに舞い降りてきてくれたあなたが
はじまりの合図
本年もどうぞよろしく
Open The Gate
ガイド氏「テルミーさん、仕事納めはいつですか?」
私「25日には解放されると思うよ」
ガイド氏「じゃぁ、そのあとに山、登りませんか?」
私「い〜よっ。行く行く〜っ」
当日、登山口に着いてみると、この三つの岳の三倉岳。
私「どれを登るの?」
ガイド氏「全部です」
私「えっまぢっ(汗)」
登り始めて、4合目ですでに「ここで帰るっ (笑)」だの「もうだめっ」だの言って、ガイド氏苦笑い。いやーしかし、辛抱強い人でよかった。
ここは5合目
7合目あたりまでは、脈を下げるため10分ごとに休憩しながら少しずつ進んでゆくと
いかに自分が、体に力を入れて呼吸をしているのかがわかって少しずつ脱力して歩くコツを掴んでいきました。それと、どうしても歩幅を大きくとってしまって、足に負担をかけてしまうことがわかったので小さい歩幅で、さささっと歩くと、あらフシギ!!
息も切れなくなりました。
それぞれの頂上までは、鎖場があり、鎖を掴んで、またぎ岩場に足をかけ、両腕で全体重を支え登っていきます。これは、本当に命がけの大人のアスレチック !!
一番右の朝日岳
真ん中の中岳
左の夕日岳、ちょー屁っ放り腰、膝がガクガク(笑)
振り返ってみると、その時々はきつくて、なかなか進めなくてガイド氏が設定した目標時間を1時間もオーバーしましたが本人からすると「あっという間」で夢を見ているようでした。下山して、温泉に浸かりながら、今回は、呼ばれた感もなく、ただただ必死に登らせていただいたという達成感のみにひたっていたのですが..
一夜明けて思うのですよ。今までのくだり、まるでアレみたいじゃないかと。歌うために培った呼吸筋の使い方やら、猪突猛進の生き急いでしまうアリエス的 (全ての人がそうではありません) 歩幅と速さは山登りには必要なかったんです。
アレ (人生) の長いスパンを考えると、これからはそういったクセみたいなものを手放して体の力を抜いた方が長く歩けるということ。小さい歩幅の方が確実で効率が良いということ。いや〜っ、これって神様からの私への教訓じゃぁありませんか!!
そして思い出すのが、これ
歌詞の最後の方に、こうあります。
"Come down from your fences, Open the gate"
フェンスから降りて来て、そのゲート(門)を開きな...
クリスマスは過ぎましたが初登山で三倉岳登山はよいギフトとなりました。
フェンスから降りて地に足をつけた後の生き方を山登りという形で、具体的に教わることができました。無事に下山できたことも、お人よしのガイド氏にも感謝。
いや〜っ、こんなことってあるのねぇ。
ねぇねぇ、サンタさん、
この登山で
この背中にもっとフィットする
ザックが
欲しくなりました
いつでも
いいですからっ
お手すきでお願いします(笑)
よいお年を!!
New Moon Retreat in December, 2017
今年最後の新月は図られたようにディオフ。前日は雪が降ったりしてたので、ちょっと足回りを気にしながらまたまた島へ。
なぜここへ来たのか?その理由が定かではな、きっかけはなんだっけ・・と思い出そうとしても思い出せない。
ちょうど、ある大学生が卒論のためにインタビューさせて欲しいということで
「なぜ、聖樹巡礼を始めたのか?」と問いかけられ
うまく答えられなっかたのと同じで
「なんだか呼ばれたような気がしてっ」っていうフシギちゃんっぷりを
発揮することしかできない(笑)
これまでの私なら、フォトジェニックに温泉に浸かって(そこまでは同じ)名物のびっくりランチをアップして、ちやほやされようとするんだろうけど
今回はそうじゃなく「四石合わせ」がメイン !!
まず、竪岩へ
続いて巌門、満潮だからか門が見えなくて、反対側かなぁ
そして岩屋権現へ、鳥居から権現までの小径がとっても気持ちよくて
落ち葉を踏む音も気分もサックサク、ハイテンション♪
杉の根元が繋がって一対になってた
最後は、帯石へ
湧き水の金剛水がシャレにならないくらい美味しくて
これで酒を作ったらどんなんだ! とバチあたりなことを考えたりして
以上で「四石合わせ」コンプリート !
師走とはいえ、陽が降り注ぐ南の島のパワースポットは
キラキラでしあわせ満載。
来たるべき日をいまかいまかと待っている、新時代を担う世代や
人生の新時代を迎えようとしている友の行手に希望の光が降り注ぐようにと
祈願しました。
ちょうどこの時期は、表現的にキリストの生誕と被っちゃうんだけど
(この時期だからこそなのかも)
それぞれに希望の光は見つかるし、そこに金脈はある。
それは貨幣ということではなくて、自分の才能ということかもしれないけど。
先週はたまたま、ミラクルやシンクロが続いてそんな話ばっかりしていた。
私自身も動き出した私の新時代をみな様と楽しみたいっ。
ここを訪れてくれたあなたにならご理解いただけるはず !!
まやかしの灯に惑わされないっ
ホント、イルミネーションが苦手になってしまった (笑)
世界のブルース横丁からこんばんは
今年最後のギグは、(クリント・イーストウッドから「ブルースの将軍」の愛称を与えられた!)ギタリスト Shun Kikuta の「世界のブルース横丁」出版記念ツアーのサポート2デイズでした。
サポートをするたびに、バンドを育ててくれた、今は亡き服田洋一郎さんのことを思い出してウルウルしながら演奏していましたが、今回はとっても楽しくて・・
菊田さんのボーカルも直に胸に突き刺さりまくり、ここにきてようやくブルースの真髄を捉えることができました。なぜ、この場でプレイできるのかっていうとやっぱりギフトでしかないから遠慮せずにそこへ飛び込んでしまえ〜ってガッツリやってまえ〜(笑)ってそういう境地に到達できたのかもしれません。んにゃ、できました !!
初めはそのギフトに戸惑っても、ありがたく頂戴しておけば、いつかそのギフトの大きさに気づくことができて、自分自身も大きくなってたりするんじゃないかな。自分を過小評価して遠慮しちゃダメね。
私はココの♪Voodoo Womanを歌わせていただきましたが、もうホントにココが菊田さんを通してVoodooを注入してくれたんじゃないかなって思うぐらいに気持ちよくて幸せでした。いや〜っ、ホントによかった。
「彼らがどうして私のことをVoodoo Womanっていうのか、よくわかってるわよ。
それはね、私が手をかざすと空が泣き始めるからよ、ほらっ・・」
もう、思ってもない歯が浮くようなことは歌えないし伝わらない
Merry, Merry Christmas!
New Moon Retreat in November, 2017
先月末あたりから師走気分を味わっております。(早っ)
通常業務の他に本番が5本・・
2015年に思いたって大学に編入して
今春卒業するまで、
自分と世の中を隔離していましたので
この数ヶ月はリハビリ期間のような気分で過ごしていましたら、とんでもなく、あらっ、いそがしぃ、
気がつけば2週間お休みがない...
屋久島のリトリートからもあっという間にひと月。
というわけで、
New moon retreat に出かけてみました。
New moon retreat ♨︎ #新月域 #今日の温泉 #温泉部 #海鮮丼
で、いろいろなことがみえてきました。
自分を広げるもの。
無限であるということ。
私にとってそれは
音楽なんですよねぇ。
ゆうべ某氏が
「自分がミュージシャンでなければ、
こうしてテルミーと出会うこともなかった!」
とおっしゃって、
深夜まで、ロードバイクと島めぐりの旅のお話を
延々としてたのですが(笑)
ホントにそうだ。
こういうものって、人それぞれ何かしら持って生まれてきてるんだと思います。
バルコンのクワイヤーに向かってニヤニヤしてるところw
さあ、年内はあと2本!
私にしかできないことを爆裂にお届けしましょう!
自分を広げるもの。
自分を無限にさせるもの。